スピリチュアル ケア
スピリチュアルケアとは、治療不可能な病気や老衰により死を迎える人のスピリチュアルペインを緩和するケアのことをいいます。
死を迎えるという人でなくても、自分の価値を感じられなくなった人や自殺を考えている人、孤独に苦しんでいる人などにも、スピリチュアルケアは必要とされているようです。
スピリチュアルペインとは、「自分の人生とは何だったのか」、「なぜ自分だけがこんなに苦しむのか」、「死んだらどうなってしまうのか」などの心の痛みをいいます。
「自己の存在が否定される痛み」、「生きている目的がわからなくなってしまう痛み」は、死を目前にした人だけでなく、現代の日本人ならほとんどの人が多少は感じたことがあるのではないでしょうか。
その痛みを和らげ、なくすための援助がスピリチュアルケアです。
基本的なスピリチュアルケアのやり方としては、傾聴する、共にいる、安易な解釈をしない、相手の人生観・価値観を尊重するなどがあります。
もっとよくスピリチュアルケアを学びたいという人には、窪寺 俊之さんの「スピリチュアルケア入門」や窪寺 俊之さんの「スピリチュアルケア学概説」、エリザベス・ジョンストンテイラーさんの「スピリチュアルケア―看護のための理論・研究・実践」、大下 大円さんの「癒し癒されるスピリチュアルケア―医療・福祉・教育に活かす仏教の心」などの書籍が参考になるでしょう。
高野山大学には、スピリチュアルケア学科がありますし、スピリチュアルケアセミナーなども行われています。
スピリチュアル 占い
スピリチュアルな占いには、色々な種類があります。
例えば、古代ケルトから伝わる樹木のメッセージ「木精占い」。
私達がそれぞれが持って生まれてきた守護樹の木精のメッセージをきくことで、本来の自分を取り戻そうという占いです。
ハワイの英知の力、「マナカード占い」というスピリチュアル占いもタロット占い同様にカードを使ってメッセージを読み取ります。
ハワイの植物や伝承、神話の登場人物などが描かれたカードは四十四枚あり、その中の一枚もネガティブな意味を持つカードがないというのが特徴です。
スピリチュアルメール占い、スピリチュアル電話占いというのも、盛んに行われています。
霊感タロット占いやカバラ数秘術占い、チャネリング、オラクルカード、ホラリー占星術、四柱推命占い、前世占いなど、一人で複数の種類の占いができる人も多いでしょう。
占ってもらう際には、自分が無理なく出せる範囲の占い料金の占い師を選ぶのが無難です。
いくら当たると評判のスピリチュアル占いでも、自分の日頃の金銭感覚から考えて、あまりにも価格の高い占い師にみてもらうのはオススメできません。
高ければ当たるというものでもないですし、こんなに高い料金を取るのだから当たるはずと思い込んでしまうのもよくないです。
また、どんなに有名な占い師でも、占いがはずれることはあるでしょう。
特に、ネガティブなことをいう占い師のことは、全く信じなくていいです。
スピリチュアル占いは、あくまでも気晴らし程度に楽しめる範囲で行ってください。
スピリチュアル スポット
スピリチュアルスポットとは、パワースポットともいい、訪れるだけで心身ともに癒され、エネルギーが湧いてくるような場所のことです。
スピリチュアルスポットの特徴としては、水や緑が豊かな場所にある、鉱物や巨石などが多い場所にある、山の中にある、地磁気が強い場所にある、聖人と呼ばれる人物に縁の深い場所であるなどなどです。
スピリチュアルスポットでは、深い呼吸を何度もしてみて、できれば自然と触れ合ってみましょう。
温泉に入ったり、名産の食べ物を食べたりするのも、リフレッシュできていいと思います。
スピリチュアルスポットでやたらと騒ぎ立てたり、ゴミを散らかしたり、何かを傷つけたり、植物や砂、石などを持ち帰るのは厳禁です。
世界中にはたくさんのスピリチュアルスポットがあり、日本にも有名なスピリチュアルスポットがいくつもあります。
京都の出雲大神宮や三重県の伊勢神社、栃木県の日光東照宮、青森の恐山、和歌山県の高野山奥の院、東京の皇居などが有名です。
神社が多いのは納得だと思いますが、皇居が有名なスピリチュアルスポットだというのは少し意外かもしれません。
実は皇居は室町時代の武将である太田道漢と彼が雇っていた風水師が選んだ「日本で一番気のよい土地」なのです。
ちなみに、東京で二番目に有名なスピリチュアルスポットは明治神宮です。
スピリチュアルスポットを訪れると、明らかに他の場所とは違う空気を感じることができるでしょう。
疲れを感じた時には、近くのスピリチュアルスポットに行ってみると、元気をもらえると思います。