スピリチュアル カウンセラー
スピリチュアルカウンセラーとは、霊的な方法で相談などにのってくれるカウンセラーのことで、江原啓之さんが最も有名だと思います(現在は、スピリチュアルカウンセリングを行っていないようですが)。
そのスピリチュアルカウンセラーによっても違いますが、守護霊(スピリチュアルガイド)やハイヤーセルフ(集合意識、真我、高次の私などと表現される)からのメッセージやその人の前世、オーラの色などを教えてもらえるみたいです。
スピリチュアルカウンセラーという名称が流行り出してからは、霊能者といっていた人がスピリチュアルカウンセラーと名乗るようになりました。
その方が若い女性を中心とした人々から注目を集めやすいのでしょう。
スピリチュアルカウンセラーのカウンセリングは、普通のカウンセラーのカウンセリングに比べると、とても高額なことが多いです。
それだけに、本当は霊的な力などないにもかかわらず、スピリチュアルカウンセラーとして営業している人もいます。
そういう意味では、占いと非常によく似ているといえるかもしれません。
スピリチュアルカウンセラーが嘘をついていても、カウンセリングを受けている人にはわかりませんし、嘘くさいと思ってもカウンセリングを受けた以上、お金を払わないという選択もできないのです。
何かに悩んだり、迷った時、スピリチュアルカウンセラーに相談したくなってしまう人も多いでしょう。
人によっては、占いなどよりも信頼できると思うようです。
しかし、たくさんいるスピリチュアルカウンセラーの中から、本物のスピリチュアルカウンセラーをみつけるのはとても難しいと思います。
スピリチュアル 気功
スピリチュアル気功は、佐藤式気功法ともいい、佐藤眞志さんが開発した独自の気功法です。
一般的な気功法は呼吸の仕方が大切だったり、長い時間をかけての鍛錬が必要であることが多いですが、スピリチュアル気功は呼吸法もテクニックも必要ありません。
スピリチュアル気功は、対面で直接気功を受けた後、CDなどを使って自己トレーニングするのが基本になります。
一般的な気功法が外の気を体内に取り込むのに対して、スピリチュアル気功では体内(内側)から気が湧き上がってくるようです。
また、一般的な気功法では、気の重心は丹田になりますが、スピリチュアル気功では、足裏まで下がるという特徴があります。
スピリチュアル気功によって、うつ病の症状が改善したり、よく眠れるようになったなど、様々な体験談が、「幸運を呼び込むスピリチュアル気功―『気の重心』を下げて生命力を高める」に掲載されていますから、スピリチュアル気功の具体的な効果を知りたい人は参考にしてみてください。
他にも、「聴くだけで幸運体質に変わるスピリチュアル気功CDブック」や「生きる力がわいてくるスピリチュアル気功―誰でも・どこでも・いつでもできる佐藤式気功」という書籍が発売されています。
スピリチュアル気功は、対面で直接気功を受けてもよくわからない、感じられないという人もいるようです。
実感できる人にとっては、従来の気功よりも簡単で望ましい効果を得やすい気功かもしれません。
スピリチュアルとは
スピリチュアルとは、「精神的な」、「霊的な」、「アメリカの民衆から生まれた宗教的な歌(ゴスペルソングなど)」という意味だと辞書には書いてあります。
ですが、現在の日本ではスピリチュアルはとても幅広い意味になっていて、スピリチュアルブームと呼ばれているほどの流行語です。
占い、前世診断、ヒーリングなど、スピリチュアルに関連する分野は数え切れないほど拡がっています。
自分の精神性を向上させ、よりよく生きようという自己啓発的な思想として捉える人達もいるようです。
スピリチュアルブームは、その少し前から流行していた癒しブームがさらに拡大したものと捉えることもできるでしょう。
マッサージやアロマテラピーなど、多少は科学的根拠のある癒しから、より霊的、精神的な癒しを与えるセラピーやカウンセリングなどに人々の興味が移ったのかもしれません。
スピリチュアルに関する本もたくさん出版されていますし、スピリチュアルな占いやヒーリングなどで商売している人も増えました。
スピリチュアルブームは今や、大きな産業となって、様々な消費を生み出しているのです。
その一方で、スピリチュアルブームは、何でも占いに頼ってしまう人を増やしたり、悪いことが起こるのは先祖の霊が供養できていないせい、悪霊がついているせいなどと騙して高額な商品を買わせる悪質な商法やカルト的な団体への入信を後押ししてしまっています。
どんなにスピリチュアルなことを信じていたとしても、高額な商品を買わせようとする人や脱退するのが難しい団体には近づかない方が賢明です。